ロックペイント社のウレタンクリアーを模型用に小分けしました。
トップコート(上塗り仕上げ)専用品として開発された、高光沢・高耐久性をあわせもつ2液型ウレタンクリアーです。
他の原色との混合性がないので、いわゆる戻りムラ・泳ぎムラといった現象が起こりにくく、美しい仕上げを行うことができます。
硬化剤配合比率が10:1なので、速乾性に優れ、価格も経済的というのが特徴です。
希釈にはエコシンナーを10〜50%くらいの割合で使用して下さい。(コンプレッサーの能力、エアブラシの口径により適正な粘性が変わります。)
■配合比率 主剤:硬化剤=10:1(混合して使用します)
■マルチトップクリアーQR 主剤 200g
■マルチトップQ硬化剤 20g
■エコシンナー(標準型) 250mL(ロックペイント))
■計量カップ2個付き エアブラシの洗浄は別売りのエコラッカーシンナー(環境配慮型)(関西ペイント)を使用下さい。
ウレタンクリアーとラッカークリアーの比較 | | ウレタンクリアー | ラッカークリアー |
| 硬化の仕組み | 主剤と硬化剤の化学反応 | 溶剤の揮発による顔料の定着 |
| 塗膜 | 強い。研ぎ出し時下地が出にくい。 | 弱い。研ぎ出し時下地が出やすい。 |
| デカールへの影響 | 弱い。 | 強い。いきなり吹くとデカールが溶ける。 |
| ヒケ | シンナー分が少ないのでヒケが少ない。 | シンナー分が多いのでヒケが多い。 |
| 乾燥時間 | シンナー分にもよるが、おおむね1〜2日。 | 触手時間は3,4日だが、シンナー分が完全に抜けるのは1ヶ月以上。 |
| 艶 | 未経験者が吹いても良好。 | 経験者との差が出やすい |
| 乾燥前に触ったら? | 内部から硬化するので、指紋が消える。 | 指紋がついたまま定着 |
| 経年変化 | ほとんど無し | 艶退けが激しい |
【硬化剤使用上の注意】
他のメーカーも含め、ウレタン塗料用硬化剤はイソシアネート系化合物を含んでいます。
吸引しますと鼻・のど・気管支等に障害を起こしますので、塗装室は換気を良くし、防毒マスク・保護眼鏡・保護手袋を着用して作業を行って下さい。
また、空気中の水分と反応し硬化する性質がありますので、開封時間は出来るだけ短くし、きちんと密閉して保管するようにして下さい。
PRTR法に基づく成分表示
■マルチトップクリアーQR
■マルチトップQ硬化剤
■エコシンナー