BMCダンモ　段落ち幅　0.5mm 0.8mm [dan010]

ＢＭＣタガネと同じタングステン刃だからできる切れ味と精度！
0.1mm単位の精度で直角に刃付け。
鋭い切れ味と直角精度は段落ちモールドの加工におすすめです。

キャラクターモデルのスケールにあわせ4種類の刃を用意。
先端の平らな部分はパーティングライン消しなどのカンナがけ工具としても使用できます。



刃先の側面をアールにすることでパーツ側面は削られない工夫がされています。



●使用例　　通常の合わせ目を段落ちモールドへ。

パーツのエッジ部分に刃の凸部を当て、刃を手前に引きながら切削します。
刃の倒す角度や力の入れ具合により切削量が変化します。


きれいな仕上がりのコツは力を入れず何度も薄く削ることです。
力を入れると部分的に削り量が増え、均一な段落ちモールドになりません。
最初は自重で削るくらいの優しい力でご使用下さい。
特に両端が削り残しが出やすい箇所なので注意します。


直角精度を高めるために、BMCタガネやデザインナイフでモールドをシャープにします。
微細なビビリが気になる方は耐水ペーパーで軽くさらってやるとより美しい仕上がりになります。



 合わせ目消しをせず、段落ちモールドして表現。


●曲線部加工例　　難易度が高い曲線部の段落ちモールド。

カーブで刃が逸れると、リカバリーが難しい彫りグセができてしまいます。


それを防ぐためには、彫る距離を短く（概ね１cm以内）つなぎあわせていく方法が有効です。
単区間の切削量を一定にし、曲線の彫りグセがついたら全体をなぞっていきます。

●視覚効果　　段落ちモールドをより立体的に。

段落ちモールドの端部をBMCタガネ（0.15mm以下）で彫り込みます。
端部のエッジをシャープにすると共に、微細な陰影をつけることで立体感のあるモールドになります。


左0.5mm、右0.8mmの段落ちモールド。
BMCタガネ0.1mmで端部を彫り込むことで端部に陰影を表現。