安価なのに便利とご好評を頂いているエッチング製の平底ビットに
L(Φ3.5〜6.0)が加わりました。
写真のような円型ディテールアップパーツの埋め込み部分を彫るためのビットです。

ディテールアップパーツを貼る箇所を丸く彫りこんでからパーツを貼ろうとしたけど、
綺麗に彫り込めなかった、彫っている内に楕円になっていくなど、苦労した経験はありませんか?
彫刻刀やドライバーで丸く彫り込む場合、アタリが付いていないと、
工具をを回しているうちに軌道がずれて綺麗な円を彫ることができません。
平底ビットは中心にある突起を軸にビットを回転させるため
ずれが起こりにくく、綺麗な円を彫り込むことが可能です。

(1)ディテールアップパーツを埋め込みたいパーツを用意します。
(2)パーツを埋め込みたい位置の中心に0.4mmドリルを装着したピンバイスで穴を開けます。
平底ビットの突起は約1mmあるため、プラパーツに開ける穴は貫通させます。
ピンバイスで開ける穴が浅いと、平底ビットの突起が折れる原因になります。
平底ビットの突起は穴を開けるためのものではなく、ズレないように位置を固定するためのものです。
(3)パーツに0.4mmのピンバイスで穴を開けた状態です。
(4)平底ビットはピンバイスに装着して使用します。
(5)ピンバイスで開けた穴に平底ビットの突起を差し込み、ピンバイスを回転させて円を彫り込みます。
(6)彫り込んだ円は中心の突起によってズレることなく凹モールドになります。
(7)ディテールアップパーツを埋め込みます。
(8)平底ビットで円を彫り込んでからディテールアップパーツを埋め込むことで、
キットの面とディテールアップパーツが均一面となり一体感が生まれます。

寸法
幅3.5mm、4.0mm、4.5mm、5.0mm、5.5mm、6.0mm 6サイズ
厚さ 0.2mm
ディテールアップパーツを貼るのが難しくて敬遠されていた方や
綺麗に丸く彫れないとお困りの方にお勧めです。
是非お試しください。
併せて、小径の平底ビットもご用意頂くと、造形の幅がより一層広がります。
ご使用方法
ゲートから切り離してご使用ください。
パーツをくるっと回すことで簡単にゲートからの切り離しが可能です。
必ずピンバイスで中心に穴を開けてから平底ビットをご使用ください。