研ぎ出し用クロス123 [CLT020]

研ぎ出し用クロス123 [CLT020]

販売価格: 1,320(税込)

数量:

商品詳細

研ぎ出しの傷がなかなか消えないことに悩んだことはありませんか?

研ぎ出し用クロスを色々試した経験はありませんか?

柔らかいタオル、ガーゼ、ハンカチ、眼鏡拭き、綿棒、ティッシュペーパー、キッチンペーパー・・・
いろいろ試したけど満足できる仕上がりにならない・・・中には自分の腕が悪い のかも・・・
と諦めている方もいらっしゃるかもしれません。

上記の素材は、決して悪いものでありませんが、模型レベルの塗膜、特にラッカークリアーの塗膜を
磨くには、毛先が大きく硬いものばかりです。
逆に毛先のない眼鏡ふき、キッチンペーパーはよさそうですが、毛先がないため摩擦熱が大きくなり、
結果的に傷をつけてしまう場合が多いようです。

他に傷がつく原因としては、マイクロポリッシャー123でも述べましたが、コンパウンドの混合です。

一つのクロスを洗いながら使用している場合、どんなに丁寧に洗浄しても、前回使用したコンパウンドの
粒子を完全に取り除くのは困難です。
粗めの粒子が付着しているクロスで、極細目でいくら頑張って磨いても傷は消えません。

そこでスジボリ堂では、カーモデル専用に研ぎ出し用クロスを開発しました。

表面は3色のカラーとなっており、裏面は白の無地です。 両面とも使用できます。

1. 繊細
髪の毛の1/1000の極細繊維が塗膜を優しく守ります。
ラッカークリアーの塗膜をできるだけ傷つけないようにする繊細な毛先を採用しました。
研磨中はもちろんのこと、コンパウンドのふき取り時にも、摩擦熱で塗膜に傷をつけないように繊細で
柔らかい素材を使用しています。


2.柔軟性
研ぎ出し面の形状に追随し、塗膜との摩擦熱を少なくするような柔らかさを求めました 。


3.デザイン
使用したコンパウンドが混ざらないようにするため、カラー別に区分けしました。
スジボリ堂のシステムコンパウンドと対応していますので、粒度の違いによりクロスが混合することは
ありません。


早速使用してみましょう 。

まず、研ぎ出し用クロスをハサミで切断します。
それぞれ赤・青・黄の3種類の正方形に切断します。


最初にシステムコンパウンドレッドと赤色のクロスを使用して 2000番やバフレックスのペーパ目を
除去します。
艶が半ツヤ程度になれば終了です。
この時、ヘアスクラッチのような傷があると、最後まで 消えませんので、蛍光灯や太陽光に当てて
傷を確認しながら磨きます。


次にシステムコンパウンドブルーと青色のクロスを使用して 艶を回復させます。

この時点で完成としても良い位に、艶がでていますが、 もっと艶を求めていきます。

システムコンパウンドイエローと黄色のクロスを使用します。
より深みのある艶を求め、更に塗面を磨いていきます。


■美しく仕上げるポイント
コンパウンドの粒度をかえる度に、ボディを洗浄します。
スジボリ等に粒度の粗いコンパウンドが残っていると磨き傷の原因となります。
クロスと色とコンパウンドは必ず同一にします。黄色のクロスに粗目のコンパウンドが
混ざらないようにします。


最後はガラスブライトで仕上げます。
システムコンパウンドイエローで使用した黄色のクロスを使用して下さい。


仕上がりはいかがでしょうか。
ラッカークリアーの研ぎ出しですが、上級者になればウレタンクリアーに劣らない艶が可能です。


使用したクロスは洗浄をすれば何度も繰り返し使用出来ます。
洗浄は超音波洗浄機が便利です。
次回使用時はコンパウンドの粒子が混ざらないように、必ずクロスの色と 使用コンパウンドを同一にします。


美しい研ぎ出しに近道はありません。
美しい輝きは、下地がでないようにゆっくり時間をかけて磨いた方のみが得ることができるご褒美です。

研ぎ出し用クロスの素材を変えたり、コンパウンドを混合しないようにする工夫をするだけでより美しい
完成品に近づきます。


システムコンパウンドと研ぎ出し用クロスの組み合わせで より美しい輝きに挑戦されてはいかがでしょうか。