RPカッターにはウィークポイントがありました。
それは、パーツの上側をサポートするガイドがないため切断位置がズレたり、また、パーツ自体の直角精度が
低いと、そのままの形で切断されてしまう等、モデラーの技量により切断精度に差が出てしまうことでした。

それらを改善するために、カッター刃に対して垂直にセットされるサポートバー、カッター刃に対して水平に
セットされるスライドプレートを新設計し、さらなる切断精度の向上を実現しました。
モデラーの技量にかかわらず誰しもが 簡単キレイに精度良く プラ板の切断が可能となる
『RPカッター Type SS』をご紹介します。(SS=SUJIBORIDO Special)

カッター刃を基準にしてサポートバーとスライドプレートをセットすることで、パーツの水平垂直を容易に
確認することができます。
また、パーツをサポートバーに密着させることでパーツの切断位置がズレることもありません。
さらにRPカッターの個体差による寸法精度を改善する目盛りシールを使用することでより精度の高い切断が
可能になります。

ご使用方法
付属マットのカッター刃の跡を確認します。
初めて使用される場合は、何度かカッター刃をマットにあてて確認して下さい。

目盛りシールの中心線をカッター刃の跡と一致させるように貼ります。
プレート固定用の穴を塞がないようご注意下さい。

スライドプレートをカッター刃と密着させ平行にセットします。

サポートバーには遊びがあるので、前後左右に調整しながらスライドプレートと平行にセットします。
カッター刃がサポートバーの窪みの中心に入るように注意してください。

カッター刃に対してサポートバーとスライドプレートを水平垂直にセットすることで、切断位置は垂直の状態と
なります。
上部のサポートバーにパーツを密着させることにより、形状がいびつなパーツでも、個人の目視力に頼ることなく
直角に切断することができ、精度の高いパーツの大量生産が可能となります。

扇形プレートを併用すれば角度付きの加工も可能です。

付属品
・サポートバー(スジボリ堂オリジナル) 1枚
・スライドプレート(スジボリ堂オリジナル) 1枚
・扇形プレート 2枚
・マット 1枚
・固定用ネジ 4本
・固定用ピン 2本
・目盛りシール(5枚付き) 1シート
・予備ブレード(0.25mm厚) 1枚
・六角レンチ 1本
標準ブレードの予備はこちらからお買い求め下さい。替ブレード(0.3mm厚)
■定盤部 154mm×118mm×9mm
■ブレード持ち手部 170mm(定盤より約50mm長い)
■ブレード(39mm)
■重量 約540g(プレート未設置時)
※直射日光の当たる場所に本体を長時間置かないで下さい。変色の原因となります。
※刃がとても鋭利なため、大怪我をする可能性があります。
使用時はブレードの下に指を近づけないようご注意下さい。